〒244-0813 横浜市戸塚区舞岡町1764 TEL/FAX:045-824-0107
特定非営利活動法人 舞岡・やとひと未来(横浜市指定管理者)
<舞岡公園 小谷戸の里 公式ホームページ はこちら
 

Entries

雨の中で・・・

2018/06/23

チダケサシ
6月23日(土)
天気予報通りの雨降りの中でも田んぼの草取りやわら細工、竹細工の準備に
数人のボランティアスタッフさんが来園されていました。
田んぼの畦際の土手には、この時期ならではの花が咲き始めています。
左は、チダケサシ(乳茸刺)。
長く細く固い茎に乳茸という食用キノコを刺して持ち帰る風習から名付けられたそうです。
薄紫色の小花が密集して咲きます。
右は、タカトウダイ(高灯台)。
茎のてっぺん部分から放射状に花茎を伸ばして黄色い花を複数付けます。
背の高いトウダイグサという意味ですが、辺りを明るく照らす灯台になぞらえての命名に納得です。

<お知らせ>
6月25日(月)7:00~19:00
瓜久保の家トイレが水道管の修理のため使用できなくなります。
ご不便をおかけしますが、ご理解ご協力のほど、お願いいたします。
尚、小谷戸の里トイレは通常通り使用できます。



ウマノスズクサ

2018/06/21

ウマノスズクサ
6月21日(木)
梅雨らしいしとしと雨の中、ウマノスズクサが咲いていました。
葉が馬の顔の形に似ている上に花の球形の部分が馬の首にかける鈴に似ていることから命名されたそうです。
この不思議な花の形、香りでショウジョウバエのような小型のハエを呼び込み、
奥の球形の中に閉じ込めて花粉を付け、十分に花粉が付いたら出口を緩めて出してあげるという
実に巧妙な仕掛けになっています。
葉は、食欲旺盛なアゲハチョウの大好物。園内にできるだけたくさん残したいと思っています。

クモタケ

2018/06/20

くもたけ
6月20日(水)
朝から一日雨降り。田んぼのイネをはじめ植物にとっては恵みの雨です。
昨日、古民家の庭で草取りをしてくださっていたボランティアさんが、
「ごみかと思って触ったら粉が噴き出た!」と知らせてくださったモノが。
細くて白い円筒状の柄に灰紫色のソーセージ状の頭部をもつこの生物は、
冬は虫で夏には植物になるという冬虫夏草(とうちゅうかそう)と呼ばれるキノコの一種「クモタケ(蜘蛛茸)」でした。
地中に巣をつくるキシノウエトタテグモに菌が感染し、その養分を吸いながら成長する茸。
地中にはほぼ完全に宿主体であるクモを包み込んだ白い菌糸塊があるそうですが、
そこは確認していません・・・。

梅雨時ならではの興味深い生物に出会える舞岡公園です。

マヤラン

2018/06/19


6月19日(火)
昨夜の雨が上がり、気持ちよく晴れました。
今朝、マヤラン(摩耶蘭)に出会いました。
そろそろ開花の時期か・・・と、毎朝見まわしていた場所で、数本が一斉に開いていました。

マヤラン(摩耶蘭)の名は、この種が初めて発見された神戸市の摩耶山にちなむとか。
森林伐採と園芸のための採取によって減少し、レッドリストに絶滅危惧Ⅱ類として記載されています。
でも、シュンラン同様に菌類に寄生して生活している菌従属栄養植物なので、株だけを採取しても栽培はできないそうです。

お陰様で、舞岡公園の中では毎年、数か所で、春と秋の2回花を咲かせています。
今後ともやさしく見守っていただけたらと思います。

アサギマダラ

2018/06/16

あさぎまだら
6月16日(土)
梅雨時らしい日が続いています。気温が低いためか、週末ですが静かな谷戸です。

3日前の夕刻、園路際でふわふわと飛び、オカトラノオの花の蜜を吸っている白っぽいチョウに出会いました。
アサギマダラ(浅葱斑)です。
和名の「浅葱」とは、青緑色の古称で翅の白っぽくみえる部分が半透明の水色であることに由来してつけられた名です。
このアサギマダラ、本州と台湾・南西諸島の間を1000キロ以上も旅することで知られています。
本州で発生した個体の多くが秋になると南下。
また、南西諸島で繁殖したものは春の羽化後に本州の冷涼地で繁殖するために北上するそうです。
直線距離で1500キロ移動した個体や、1日に200km移動した個体もいるそうで、
ふわっとした穏やかな姿からは想像もつきません。
花の蜜をたくさん吸って、元気に旅をしてほしいものです。