
干し柿や、唐辛子が軒下を彩ると日本の秋!
沢庵や白菜漬け等には欠かせない唐辛子。
12月にはこの唐辛子と米糠を使って沢庵の漬け込みを行います。
小谷戸の里でも秋の収穫たけなわで、連日稲を脱穀する足踏み脱穀機のグァングァンという音で賑やかです。
今年は秋の台風の影響がこの辺りには殆ど無く、稲刈り・天日干し・脱穀は順調に進みました。嬉しい限りです。
畑の作物も秋晴れの日が続きすくすくと育ち、傍らではコスモスが見事に咲き乱れています。
秋たけなわ!

秋の里山には、どこでも当たりまえにあると思われるアキノキリンソウですが、今年はきれいに咲きました。
長い間、か細い1本に花が数個という状況でした。
隣り合ってノハラアザミも沢山咲きました。
落葉の季節を迎えた秋の里山では、この鮮やかな黄色は目立ちます。
忘れずに種を取り増やしたいものです。

ぬぬっ! これはいったい何? オモダカかな? えっ! もしかしてクワイ?
今年8月、水路に突然出現。見る間に大きくなり水路では困るので掘ってみたら
あら!やっぱりクワイでした。
その日からこのように、バケツの中の水道の水だけですくすく成長中です。
さらに驚いたのは、ひたひたのトレーの水の中でもどんどん成長しています。ぶつぶつ切られているのに!。
10年ほど前に一番上流の湿地で数本確認はしたのですが、その後はぱったり見なくなっていました。
その昔栽培していたのかもしれませんね。
それにしてもびっくり!この生命力なら縁起物としてお節料理に・・・・・・。
どこまで成長し続けるのか楽しみです。

クリハラリス(タイワンリス:特定外来生物法防除対象生物)と毎朝競争。ボランティアさんが沢山拾って
来てくれました。
泥団子作りではありません! 胡桃の皮剥きですょ~。
剥きやすいように、水に浸しておき柔らかくしてから剥きます。
青空保育にお子さんを預けている間の貴重な時間を割いて、保護者の方々が
ボランティアで一つ一つ手で剥きます。
剥いたら今度は又数日水に浸し、今度は筋を綺麗に取ります。
さらに、数回洗って一週間ほど天日で乾かして出来上がり! お疲れ様でした。

久しぶりの秋晴れの日。案山子も応援している田んぼで、公募の一見さん稲刈りが賑やかに
行われました。
刈った後は、黒米入りのお結びをほおばり、楽しかった!の会話があちこちで。
アンケートには「最初からお結びを作る所までやってみたい!」と言う方も。
毎年恒例案山子まつり人気投票も開催中。更には秋の遠足が多く、この季節谷戸は大賑わいです。

このユニークな形をしているゴンズイの実! どんな花からどのような過程を経てこの状態になるのでしょうか。
来年は是非花の状態からその変身ぶりを記録したいものです。